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美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「ジャージの二人」(ネタバレあり)

映画レビュー「ジャージの二人」

ネタバレありです。

 

 

監督 中村義洋

原作 長嶋有

 

 

出演 堺雅人 鮎川誠 水野美紀 田中あさみ ダンカン 大楠道代

 

(あらすじ)

本人は無職、

妻(水野美紀)は、不倫中(不倫相手の子供を産みたいらしい)の

息子(堺雅人)は、

グラビアカメラマンの父(鮎川誠)と嬬恋村の別荘で共同生活を始める。

 

別荘には、ばあちゃんが残していたたくさんのジャージがあり、

父と息子はジャージを着て毎日を過ごす。

 

(あらすじ)これだけ!?って感じだけど、本当にほぼそれだけの映画です。

 

 

別荘に息子の妻が来たり、父の娘(息子とは母違い)が来たりするけど、

基本的には「父と息子がジャージ姿で別荘で暮らす」だけのお話。

 

ちゃんと起承転結がないとつまらない、

と思う方にはおすすめできないけど、

こういう物語らしい物語がない映画、私はわりと好きです。

 

人生「何かが起きる」ことより、

「何も起きない」ことの方がリアルで、

 

みんな生きてる上で何かしら悩みは抱えていて、

それを解決して、

そして今の自分より「いい自分」になりたいと思っているけど、

 

「解決」とか「成長」が起こるのは、

長い長い「何も起きない」の末に起きること。

 

だったらその「何も起きない」時期をどんな風に過ごしたなら、

人生の辛い時期を穏やかな気持ちで過ごせるか。

 

だからこの「息子」で言えば、

妻の不倫が発覚したけど、不倫関係は続いているとか、

(ちなみに妻の不倫相手はちょっと丸山隆平さん似だと思った)

無職で小説とか書いてみたいけど、

無職のままだし、小説の一行も書けてないとか。

 

今よりもっと若いころにこの映画を見たなら、

「何も変わらないじゃん、ダメじゃん!」

って思いそうなものだけど、

 

大人になった今は、

「ああ、人生ってそういう時期あるよね。

逃げられる時間と場所があってよかったね!」

と、苦笑して見守ることができる。

 

そして何より私は堺雅人ファンなので、

2008年30代半ばの堺さんに会える!

わっかーい!

ほっそーい!

年齢より若く見える気がする。

 

現在の堺さんの大人の魅力あふれる感じも素敵だけど、

このころの、今より狡猾さが強い感じもいい。

キャー!キャー!(病気)

 

ジャージお着替えシーンで、

一瞬トランクス姿になられてドキドキしてしまう。

 

 

この頃はエッセイ連載中なので、

こちらの本にこの映画の話も書いておられます。

このころの作品を見たあとにエッセイを読み返すのしあわせ。

 

 

長嶋有さんの原作も読んでみたいです。

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