美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

嵐のコンサート帰りに食事に行ったら、隣の席にじゃにーずの人がいてびっくりした思い出について。

2009年夏。

初めて嵐のコンサートに行って、帰りにごはんを食べに行ったら

隣の席にジャニーズの方がいた、という不思議な夜のお話。

 

コンサート日記↓↓

嵐 AnniversaryTour 5×10 国立競技場(その1) - 美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

嵐 AnniversaryTour 5×10 国立競技場(その2) - 美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

嵐 AnniversaryTour 5×10 国立競技場(その3) - 美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

嵐 AnniversaryTour 5×10 国立競技場(その4) - 美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

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コンサートの余韻に浸りつつも、お腹が空いてきた。

 

せっかくだから「東京らしい」ものが食べたいけれど、私たちはとても汗をかいている。

買ってみたら思っていたより大きかった「ジャンボうちわ」は、

トートバッグから柄がはみ出している。

 

お洒落なお店は無理だ。

私たちは手持ちの旅行誌に載っていた、

深夜まで営業している鉄板焼きの店に入った。

混雑していたが一席空いていたので私たちはそこに通された。

 

隣のテーブルとの距離は近かった。

隣は男性ばかりのグループで既に空のビールジョッキが並んでいる。

にぎやかに会話をして、笑って、楽しそうだ。

 

私たちは、もんじゃ焼きを注文し焼き始めた。

集中して焼いた。「土手」が決壊したら大変だ。

 

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もんじゃ焼きは無事に綺麗に焼けた。

翌日の予定を相談しながら、1枚目を半分まで食べた頃、

向かいの席の友人の顔色が変わった。

 

友人はまっすぐにこちらを見つめ、低い声でおごそかにつぶやいた。

 

「 隣 に 〇 〇 〇 〇 が い る 。」

 

そろり、と隣のテーブルを見ると、

そこにはジャニーズ事務所のタレントである〇〇氏がいた。

 

「・・・・・・・!!!!!」

 

野球観戦の帰りだろうか、

ラフなポロシャツ姿で、同席の男性たちとおそろいのメガホンとタオルを持っている。

変装はしていなかった。

 

一見したところ、名前がわかるような有名人は〇〇氏だけで、

後は、業界人風の男性たちと、若手芸人風の男性たちがいた。

 

田舎者だが、芸能人のプライベートな時間を邪魔しない位の常識は持っている。

だから誰一人として浮き立つ様子を見せず、私たちは淡々ともんじゃ焼きを食べた。

気づく前と変わらず、淡々と翌日の予定について話し合う・・フリをした。

 

表面上は冷静に振舞っても、心の中まで冷静には保てない。

だって〇〇氏が隣にいるのだ。

もちろん初めて見た。コンサートだって行ったことない。

 

私たちは、顔をまっすぐに向けることと、食事と会話を続けることを保ちつつ、

眼球だけを何度も真横に向けた。

こんな身体の使い方はしたことがないが、何とかなるもんだ。

店が混雑していてざわざわしていることに感謝した。

多少、挙動不審でも気づかれなさそうだ。

 

〇〇氏は美しかった。

ギリシャ彫刻に命を吹き込んだらこんな人になるのだろう。

筋肉はあるのに引き締まった細い手足。

きめ細かくて毛穴も髭も見えない肌。

 既に大分飲んでいるようで、上気した表情だったが品があった。

 

同じテーブルの芸人風の男性が、

今彼が気に入っているらしい「☆☆ちゃん」について熱く語っていた。

「☆☆ちゃん」はグラマラス・キュートな女性であるようだ。

 

芸人風の男性は、

「俺は、おっ※い星人だから~」と大きな声で宣言していた。

〇〇氏は、なめらかな手つきでもんじゃ焼きのへらを口に運びながら、

「へえ・・、俺はおっ※い星人じゃないんだよね。

でも☆☆ちゃんって何カップなのかな?」

と、しれっとした顔つきで返していた。

 

素敵だ。ピンクトークの返しがちょうどいい。

年頃の男性同士の酒席なのだ。

そんな話をしたって全くかまわないのだけど、余りに生々しいとびびる。

 

その後いくつか話題が変わっていたが、〇〇氏の方から、

「※※※※(ジャニーズのとあるグループ)ってどう思う?」と聞いていた。

(2015年注:※※※※は諸事情により、当時あまり活動ができていないグループだった)

 

業界人風の男性が、

「俺の周りの女の子たちには人気あるよ」と、返していた。

他のグループのことも心配しているのだ。ますます素敵だ。

 

そこまでだった。

私たちの席の食事と飲み物は尽きた。

翌朝も早い。もう帰らなければ。

 

後ろ髪を引かれる思いでレジに向かった。

レジはちょうど〇〇氏たちのテーブルの目の前だった。

 

私たちは言葉には出さずとも心は一つだった。

「話がしたいなんて思わない、〇〇氏の視界に入りたい、認識されたい。」

もはやファンサービスを求める観客と同じだ。

 

私たちは賭けに出た。

「財布を出そうとしたら出てしまった」風を装って

グッズのジャンボうちわの顔の部分をトートバッグからはみ出させた。

もちろんテーブルの方は見なかった。

 

芸人風の男性が〇〇氏につぶやくのが聞こえてきた。

「あの子たち、嵐のうちわ持ってるよ。コンサートだったのかな。」

 

「!!!!」

私たちは散々繰り返した「眼球だけを横に向ける」をまたやった。

 

〇〇氏の涼やかな瞳がこちらを向いていた。美しかった。

〇〇氏は1枚のうちわの中の顔をじっと見つめていた。

「※※か~。アイツはいつも覇気がないな。」

「・・・・・!!!」

 

私たちはふわふわと浮き立つ気持ちで夜の街を歩いた。

外気はもうひんやりとしていた。

 

初めて嵐のコンサートに行った。楽しかった。

その上、〇〇氏にも遭遇した。

その上、こちらを見てくれてコメントまで聞くことができた。

 

人生こんなおもしろいことが起こる日もあるのか。

 

私たちは誰もいないホームのベンチで電車を待った。

待っている間、〇〇氏が目をとめたメンバーのうちわを取り出して声をかけた。

「〇〇氏がさ、ダメだってさ。」

 

一日で6人ものジャニーズタレントを生で見て、

すっかり高揚してしまった私は、翌日予定外に月のものが来た。

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