「2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD」初日公演に参加した、
「初期のキスマイのオラオラ感と藤北が好きな人間」が綴るコンサートレポ。
【オープニング】
仮面を付けたJrが登場して「KIS-MY-WORLD」の鍵を開けようとする。
「開かないのでみんなの力を貸して~!」
→鍵型のペンライトを会場一同でぐるぐるぐるぐる!
魔法使い風フード付きマントを纏った7人が一人ずつ映像で紹介される。
宮田俊哉さん、完全にハリーポッター。
【FOLLOW→Luv Sick→Another Future】
野生的で荒々しくて、性的で、でもしなやかで美しい。
それがキスマイの最大の魅力だと思っている。
「FOLLOW」は今回のアルバムの中で、
一番「キスマイらしい」曲で楽しみにしていた。
初日の前半だったからか、まだぎこちなさはあったけどよかった。
その流れからのこの2曲も好き。冒頭から高揚する。
【if】
美しかった。
7人が横並びになって、
電飾が付いてクリスマスツリーのようなスタンドマイクで歌う。
王道のラブソングを、キスマイのもうひとつの魅力である甘くて伸びる歌声で聴き、
言葉をメロディに乗せていくメンバーの表情を愛で、
胸が「ぎゅうぅっ」と締め付けられる快感を味わう。
センターで歌う玉森裕太さんを見て、いつの間にこんなに成長していたのかと思った。
初めてTVで玉森さんを見たとき、
「小鹿のような子だなあ」と思ったことを思い出していた。
いつからかグループの真ん中にいるのが玉森さんにになってからも、
彼はどこかフワフワとした様子だった。
今でも素の玉森さんはあどけなくて、どこか所在なさげなところもあるけれど、
男っぽい表情も見せ、凜と歌う玉森さんは美しくて頼もしかった。
この曲の方が、映画「レインツリーの国」の主題歌に合ってる気がするんだけどなー。
【わんダフォー(横尾渉・藤ヶ谷太輔ユニット)】
こういう曲で「可愛い~~!!」と安易に思うのは負けだ。
たぶん「犬耳」を付けて登場するのだろう、いやいっそ着ぐるみかもしれない。
バックのJrも同じような格好で出てくるのだろう。
そしてみんなで仲良く笑顔で歌って踊るのだ。
そんなものに安易に「可愛い~~!!」なんてデレないかんね、あたし!!
と、開演前は思っていたけど、
いざ始まったら、「・・可愛い~~~~!!!!」と、コンマ一秒で負けた。
ピンクの犬の着ぐるみで登場し、
背中には「わた」「たい」と名前が書いてあって、
シッポのついたおしりをふりふりして、笑顔で歌い踊る。
藤ヶ谷さんは横尾さんと一緒だと本当にいい笑顔をするな~。
横尾さんはナチュラルな笑顔でのパフォーマンスだったけど、
藤ヶ谷さんの笑顔は、
「自分が可愛いことを知ってるモテ女子の笑顔」だったのも憎くて愛しい。
(つづく)