美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「源氏物語 千年の謎」

映画レビュー「源氏物語 千年の謎」

 

監督 鶴橋康夫

原作 高山由紀子「源氏物語 千年の謎」

出演 

生田斗真 中谷美紀 窪塚洋介 東山紀之 真木よう子 

多部未華子 芦名星 蓮佛美沙子 室井滋 田中麗奈

榎木孝明 甲本雅裕 尾上松也 東儀秀樹 佐久間良子(特別出演)

 

こちらはお引越し記事です。

投稿日は公開時の2011年12月11日。

ネタバレも結末も書いています。 

f:id:koromo8oo8:20151220205309j:plain

*************************************************************************************************(作品解説)

「藤原道長(東山紀之)が政治的欲を満たすがために、

紫式部(中谷美紀)の心も身体も文才も支配してしまい、

そんな道長へ向けた、

紫式部からの愛情と憎しみの結晶が『源氏物語』である」

というスタンスの映画。

 

ヒガシ道長は、自分の娘に帝の心を掴ませたいがため、

中谷美紀式部を娘の家庭教師にして、物語を綴らせる。

 

宮中一同が、式部の綴る物語に夢中になり、注目を集める。

結果、娘に帝の子供を産ませることに成功する道長。

 

式部と道長がいる現実と、

光源氏(生田斗真)のいる物語の世界を交互に追う展開。

 

式部の描く源氏=道長であり、

式部は愛と憎しみを込めて物語を綴る。

 

作中で、源氏を美しく華やかに描き、同時に源氏を苦しめていく。

 

そのことに気づいた安倍清明(窪塚洋介)は

現実と物語の世界を行き帰し、式部の暴走を止めようとする。 

f:id:koromo8oo8:20151220205333j:plain

映画館は半分も埋まっていないくらい。 

「斗真を見に来ました~~(*´▽`*)」的な女性グループや、

「源氏物語に興味があるんです」的な年配のご夫婦が中心層。 

 

冒頭、いきなりヒガシ道長が中谷式部を手篭めにするシーン。

予想外のムンムンな出だしに観客一同びびる。

 

斗真源氏は大変美しい。

 

舞姿や、自分を嘲笑する顔に「ほう・・・♡」となる。

映画「人間失格」の頃より役者として成長してる~!

 

ヒガシ先輩の色気。

年齢を重ねてさらに艶やか・・・。

 

葵の上・多部ちゃん!!

めちゃくちゃ可愛い。

お雛様を実写にしたようで、本当に可愛い。

 

元々の物語が長~いため、話の展開が早い。

ちゃっちゃかと進んでいく。

 

光源氏は様々な女性と恋をしますが、

「夕顔」に対しては、みなさまどのように思っておられるのかしらん。

 

今回の映画では、下町のあばら家に住む姫・夕顔(芦名星)が、

天下一の美男子で、帝の息子である源氏をしたたかに誘惑して、

(芦名さん、悪い顔してらっしゃったわよ!)

床の中で、

「わたし・・・身体が弱いんです・・・」

と、はかなげにしなだれかかっておられ、

同じ女性としては苦笑しか出てきませんでした。

 

そのため、夕顔が六条御息所(田中麗奈)の生霊に瞬殺される流れには 、

「まあ、しょうがないよね~」と思ってしまう。

 

御息所は、「狂気」よりも「哀しさ」を優先させた描き方。

 

もちろん哀しいひとなんだけど、

映画視聴者的には、この生霊のシーンで、

「こわーーーー!!!」

って思いたかったので、ちょっと物足りなかった。

 

作品中登場する、宮中行事のシーンや、

舞、寺社の風景など、本当に美しい。

映像の美しさだけでも、ずっと飽きずに見ていられる感じ。

 

個人的に、

「末摘花(いざ抱いてみたらぶちゃいくだった姫)を誰が演じるのかしらっ!?」

と、ドキドキしていたのですが、残念ながら登場されませんでした・・・。

 

映画は、藤壺(真木よう子)が

源氏との不義の子を産むところで締められるのだけど、

実力あるキャストだったので、その先もいつか見ることができたらなーって思った。

 

とりあえず、なつかしの

「あさきゆめみし」を読みふけりたい気分になりました。

 このブログの目次 - 美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。