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美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「レインツリーの国」

Kis-My-Ft2 ジャニーズ  映画レビュー

うちの地元は今頃公開されたのですよ。

映画レビュー「レインツリーの国」

 

 

監督 三宅喜重

原作 有川浩

出演 

玉森裕太 西内まりや 森カンナ 阿部丈二 山崎樹範

片岡愛之助 矢島健一 麻生祐未 大杉漣 高畑淳子

 

(あらすじ)

東京で就職予定の伸行は大阪の自宅の片づけをしていた。

「フェアリーゲーム」ー伸行が高校時代大好きだった本だ。

下巻がなくなっていて、結末が思いだせない。

 

思わずタブレットで結末を検索する伸行。

「レインツリーの国」というブログにヒットする。

そこには管理人のひとみによって、

「フェアリーゲーム」の感想が丁寧に綴られていた。

 

嬉しくなって思わずメールを送る伸行。

そこからメールのやり取りがはじまり、

二人は東京で会う約束をするが・・・・。

 

以下、ネタバレありです。ご注意ください。

 

 

 

聴覚障がい者ひとみと健聴者伸行のラブストーリー。

原作を読んでから映画を見ています。

 

私は有川作品のファンでもキスマイファンでもあるので、

今回玉森さんが主役に抜擢されたことがとても嬉しかった。

 

デビューしたときに、

「20代のうちに映画の主演をしたい」と、言っていた玉森さん。

夢が叶ったね、よかったね、おめでとう!

スクリーンの中でみずみずしい演技を見せてくれる玉森さんは輝いていました。

 

新人サラリーマンのスーツ姿。

恋をして、ままならなくて、ごろんごろんと悶える姿。

それだけでも充分可愛いのに、関西弁を話す玉森さん!!

可愛いしか言葉が出てこないわ。

 

西内さんの演技をちゃんと見たのは今回がたぶん初めてで、

私は彼女を偏見の目で見ていたのです。

 

彼女の存在を知ったのは、某ジャニーズタレントさんとの熱愛報道で、

そのときにそういう名前の人気モデルさんがいるんだー、って知って、

以来彼女のイメージは、

「ザ・リア充」

 

そんなリア充ちゃんが、

耳に障がいをもったことをきっかけに、だいぶ卑屈になってしまっている

「ひとみ」を演じるなんて・・・?

なんか、きっと、「偉い大人」の力が働いたに違いないわ。

ミスキャストだろ~!と思っていたのです。

 

でも、西内さんはちゃんと「ひとみ」を演じ切っていました。

おどおどしていて、不安でいっぱいで、

実は障がいとか全然関係なく素でめんどい子ちゃんのひとみが

スクリーンの中にもいました。

 

伸行が優しくしてくれればくれるほど、

自分の中の「こじらせ」がモクモクと不安の雲を吐き出してきて、

辛くなって、上手に接することができないひとみ。

わかるわ、わかるよ!

 

西内さん、ちゃんと女優さんだ!

偏見の目で見ていてごめんなさい・・。

 

物語について。

私が見に行った日は、全員女性客で。

半分くらいは、

「玉ちゃんが見たいから来た~♡」的な若いお嬢さん方で、

上演前の客席で、キャッキャしながら、

「これから映画を見るアタシたち♡」を自撮りしておられました。

 

そんな若いお嬢さんたちの中で、

「ああ、障がいのある人はこんな風にいろいろ嫌な目に合うのか。大変だなあ。」

と思った人もいるかもしれない。

 

でも、結論から言えば、

弱い立場の人に不躾な振る舞いをする下衆な人間は、結局誰に対しても下衆。

です。

 

あのセクハラ爺さんは、

間違いなくひとみ以外の女性のことも下衆な目で見てるだろうし、

あの意地悪OLたちは、ひとみ以外の社員には思いやりを持って接しているとか

おそらくありえないし、

あのカップルは、誰を蹴倒しても反省しないことでしょう。

 

そして、「まっとうな人」というのは、

下衆な人間が、例え自分には愛想よく振舞っていたとしても、その下衆さを見抜きます。

 

だから大事なのは、

自分自身が、誰に対しても同じようにいつも正しい心で接すること。

 

でも、いろいろな立場の人にフラットに接するベースを持っていても、

知識がなければ、サポートが空回りしてしまう。

最初の伸行のように。

 

だから「知ること」「学ぶこと」は大切。

知識が自分のものになって、それが自分の日常に溶け込んだとき、

例え本人がコンプレックスに感じていたとしても、

周囲が「本人の一部」と自然に受け入れてくれるようになる。

 

弱い立場の人が生きやすい世界は、

誰にとっても生きやすい世界なのだから。

 

ひとみが髪を切って、

まるでイヤリングをつけるように補聴器を付ける場面は美しかった。

 

有川さんの優しくてあたたかい世界が、玉森さんと西内さんの

みずみずしい演技で映像化されていました。

 

原作もとってもいいので、

まだ読んでおられない方は是非どうぞー!

 

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