美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「太陽」(ネタバレあり)

映画レビュー「太陽」

 

監督 入江悠

原作 前川知大

出演 

神木隆之介 門脇麦 古川雄輝 綾田俊樹 水田航生

髙橋和也 森口瑤子 村上淳 中村優子

鶴見辰吾 古舘寛治

 

この映画レビューはキャストを見て、

「ええ~!?このキャストで近未来モノの邦画!?絶対見たーい♡」

というテンションの神木隆之介担のジャニヲタが予備知識なしで見に行ったら、

PGー12の攻撃に、

HPめちゃくちゃ減らされて帰って来た体験談を綴るものです。

 

そして、同じテンションでこの映画に興味を持った仲間が、

PGー12シーンに必要以上にダメージを受けぬよう、

「こういう映画だったから心の準備をしてから見てね!」

という、途中からはネタバレしかないレビューです。

 

「映画作品」としては良作だと思いました。

 

 (ネタバレなしのあらすじ)

舞台は近未来の関東地区。

ウィルス感染により、ほとんどの人間は死んでしまった。

わずかな生き残りは「旧人類」と呼ばれ、

後に生まれてきた「新人類」の管理下で暮らしている

 

「旧人類」のみが暮らす貧しい村に住む神木隆之介と門脇麦は幼なじみ。

元々貧しい村であったが、

神木の叔父の村上淳(要注意人物!!!)が、

村の駐在員である新人類の男を暴行した末に殺害したため、

村は経済制裁を受けていた。

 

そんなある日、経済制裁が解かれることとなり、「転換手術」も10年ぶりに復活した。

「転換手術」とは、旧人類が新人類に生まれ変わるための手術。

未成年で、かつ抽選に当たったものだけが受けることができる。

 

かねてから新人類になりたいと思っていた神木は手術に応募する。

麦は旧人類のまま生き、

旧人類のみの自治区ができている四国に転居しようと考えている。

しかし、麦の父は密かに麦の手術を希望していた・・・。

 

以下ネタバレします。

 

 

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そもそも不穏な空気は上映前から漂っていたのです。

その日はレディースデー、たくさんの女性客。

しかし、ほぼ全員が「植物図鑑」のシアターに吸い込まれてゆく。

映画『植物図鑑』公式サイト

 

あらら?こっちはちょっとマイナーぽい映画だもんな。

でも私、そういう映画も好きだし、何よりキャストがね♡

と、思いつつ着席。

 

冒頭、村上さんによる駐在員暴行・殺害シーン。

こわい、こわいよーー!!

でもそのまま「俺は四国で一旗あげてくるぜ!!」と逃走。

ビックリしたけど、村を出たならとりあえずいいや・・・。

 

10年後、昭和初期のような貧しい農村で神木くんと麦ちゃんが、アハハウフフ。

「俺、新人類になって、いい学校行って勉強がしたいんだー!」

「アタシは四国に行って自治区を見て、この村をもっといい村にするの!」

 

そこにやってくる新人類の古川くん。

新人類と旧人類は、政府の許可なく互いの領域を越えられないので、

境界の警備員として赴任したのです。

 

「俺、いずれ新人類になるから友達になろう!」

と、神木くんと古川くんもアハハウフフ。

 

「いいじゃない?美しいじゃない?」なんて思っていたら、

なんと麦ちゃんが新人類の転換手術に当選してしまう。

 

昔は30歳まで転換手術が受けられて、麦ママの森口瑤子さんは、

新人類になって村を出てしまい、

今は再婚して裕福に暮らしているらしい。

 

森口さん、非常~にお美しいです。

 

麦パパの古舘寛治さんは新人類を煙たく思いながらも、

娘には裕福な暮らしを送ってほしくて、こっそり手術の応募をしていたのですね。

 

一方、手術に落選してしまった神木くん。

「ちっくしょおおおおお!!」と、地団太を踏む。

 

フィクションとはいえ、

リアルな人間が「地団太を踏んでる」姿をわたし初めて見たかも。

か、可愛い・・・・。

 

ちなみに旧人類は新人類に比べて、知的レベルが低く・・・、

ざっくり言うと野蛮人な設定なので、みなさんゲスで血の気が多いです。

神木くんが河原でエロ本拾って読むシーンなんぞある。

 

そして、内心勝手に「麦は俺の嫁」と思っていた、同じく幼なじみの水田くん。

麦ちゃんが村を出ると知り、逆上して暴行します。

 

この暴行シーンがナマナマしく暴力的で、しかも長いの。

ずっと麦ちゃんの悲鳴と水田くんのうめき声が響いていて、

私はもう耐えられなくて、ずっと目を閉じてただただ場面が終わるのを待ちました。

 

この場面をこんな長回しにする意味はあるのだろうか。

男性でも不快に感じるくらいではなかろうか。

 

もうこれでPGー12のノルマは果たしただろう!

私のHPだいぶ減ったよ!!

帰りにサーティーワン寄って「チャレンジザトリプル」食べて帰ろう・・・、

と思っていたら。

 

四国から村上さんが帰ってきます。

 

嫌な予感しかしない。

 

四国は旧人類だけの自治区となっていたものの、

結局野蛮人の集まりだからまともな政治もできず、内乱状態らしい。

 

「いや、この設定、四国の人に普通に失礼だろう。」

と、他人事と思えない中国地区在住のわたし。

 

それで結局、村上さんは村に帰って来たのだけど、

村も依然として新人類に管理されてるし、

しかもめっちゃ貧しいし(お前のせいだーー!!)、

イラついた村上さんは、古川くんに暴行した後、

古川くんを境界の網に手錠で縛りつけてしまう。

 

実は「新人類」は、太陽の光に当たると焼け死んでしまうのです。

なので、このまま朝が来れば古川くんは死んでしまう。

 

家から斧を取って来て、必死で手錠を壊そうとする神木くん。

朝日はすでに昇り始めており、

麦ちゃんと協力して古川くんを寝袋に突っ込むものの、手首から先だけが隠せない。

 

「僕の、手首を、その斧で切り落して!!死ぬよりマシだから!」

「無理だ!!そんなのできないよ!!」

「早く!!早く!!」

 

うわあああああああ!!!ドスッ♡

 

・・・・・・・・。

もはや私は瀕死です。

お願いだ、もうこれ以上の暴力シーンはやめてけれ。

 

重傷の古川くんを、神木くん家に麦ちゃんとかくまっていると、

そこに村上さんがやってきます。

 

もうやめて。

 

この上、神木くんと古川くんが痛めつけられて、

麦ちゃんはまたもおぞましい目にあうのか?

 

と、もう口から魂が出そうになっていたら、

10年前の事件をいまだ恨んでいる村人たちがやって来て、

神木家の玄関先で寄ってたかって村上さんをボッコボコにして殺します。

 

「頭かち割れええええ!!」などと罵声が飛び交い、

神木くんと麦ちゃんは狂ったように泣いたり悲鳴をあげていますが、

 

もう、私はその場面を見ながら、

「この二人が無事でヨカッタ・・・。」

としか思えなかった。

 

そして、ラストへ。

いちお、ハッピーエンドなのだと思います。

そしてなにより「ハッピー」だと思ったのは、

 

古川くんの手首が復活してるんだけど。

 

新人類・・・。

私たちの未来の姿なのかしら。

 

暴力シーンを除くと、すごく考えさせられる映画で、

近未来の日本がこんな風になってほしくないな、とか、

現在の都会と地方の格差をデフォルメした姿なのかな、とか、

自分に帰り道いろいろと問いかけてしまうような作品でした。

 

俳優さんたちの演技はみなさん素晴らしく、

贔屓の神木くんはもちろん素敵だったけど、

劇中ほぼスッピンなのに、まぶしく美しい門脇麦ちゃん。

これから二人とも日本の俳優界をしょっていかれるのだろうなあ。

 

辛かったけど、見てよかった。

 

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