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美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「人間失格」(ネタバレあり)

V6 ジャニーズ  映画レビュー 生田斗真

こちらの映画レビューは公開当時の2010年2月に書いたものです。

 

映画「人間失格」を見てきました。

ネタバレありです。

 

 

客層は 、

「あの名作が映画化されたので見に来ました」

な、年配の方1割、

「ダザイオサムって『走れメロス』の人だっけ?ま、トーマ見たいしー♡」

なお嬢さん方4割、

「太宰作品にも興味はあるし、斗真くんも美しいし・・・・」

なOL系5割、な感じ。 

 

ベタですが学生時代は、太宰治はよく読みました。

が、大人になってからは現実社会に生きるのに忙しく、

全く読まなくなり、読んだはずのこの原作本についてもおぼろげな記憶。

 

事前に読み返そうか迷ったけど、

基本的に原作を超える実写はないので、やめました。

 

感想としては 、

「生田斗真さんとはじめとするキャストのファンと、

日本文学的な情緒を楽しみたいひとにはいいんじゃない?」

 

太宰治の私小説であると言われているこの作品。

酒と薬に溺れ、女を溺れさせた人生。

 

「堕ちていくほど、美しい。」

がこの映画のキャッチコピーだけど、

「美しい」のは太宰斗真のことか、女たちが見た恋の夢のことか。

 

でも、

誠実で正しくて美しい男性よりも、

怠惰で不実で美しい男性の方が、残念ながら美しいのは間違いない。

つきあわないけど。(あちらもこちらに興味ないと思うけど。)

 

太宰斗真の妖艶な駄目男ぶりとともに、

そんな「客観的に見て明らかに駄目」な男に、

堕ちていく女性たちの哀しさも同じくらい目につく。

 

太宰斗真の留守中に、頼まれてもない部屋の掃除を嬉々としてやり、

花まで飾ってしまい、疎ましがられる下宿の大家・坂井真紀。

 

自分の働く店に無銭でやってきては酒を飲み、

泊まった翌朝の牛乳代も払えない太宰斗真に心中相手として指名され、

勝利の笑みを浮かべてしまうカフェの女給・寺島しのぶ。

 

自分の店にこっそり置いている

違法な薬を欲しがる太宰斗真を追い返そうとするものの、

「奥さん、キスしてあげますから」

と強引にカウンターに入ってこられ、

身も心も薬も全部持ってかれる薬局の女店主・室井滋。

 

「バカだなあ」と思うし、

自分はそんなことしないし、友達だったら大反対するけど、

全否定もできない複雑な気持ち。

 

ところで、上記以外にも太宰斗真に夢中になる女性は出てくるのだけど、

そのうちの一人の某大女優様。

 

もはや「お婆さま」と呼んでも許されるであろう大女優様が、

シワシワの手と恍惚の表情で、

ジャニーズの若手俳優の着物の中をまさぐる(下品な表現でスミマセン)姿は

完全にホラーなのですが・・・。

 

津軽の民謡を歌いながら、水分少な目の肩の肌をチラリと見せ、

全裸の生田さんをかき抱く姿も完全にホラー・・・。

 

監督はこの場面を「美しいシーン」として見せたかったのだろうか。 

 

あと、中原中也役のV6森田さんも素敵なのですが、

童顔のため、太宰斗真の先輩役に見えないところが可愛らしいです。

 

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