美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「ツレがうつになりまして。」

映画レビュー「ツレがうつになりまして。」

このレビューは公開当時の2011年10月に書いたものです。

 

この頃は今ほど心の病に対する知識が一般的ではなく、

まだ「甘え」と思われたり、

闘病中の方へ「頑張れ」と言ってしまうとか、

世間の認知はそれくらいだったように思います。

 

監督 佐々部清

原作 細川貂々

「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」

「イグアナの嫁」

出演 堺雅人 宮﨑あおい 津田寛治 大杉漣 余貴美子 ほか

 

おお・・・今から思えば「篤姫」の二人でないの。(2016年の私より)

 

 

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うつ病になり退職したサラリーマンの夫と

売れない漫画家の妻のあたたかくてほろりな闘病記。

 

 

 堺雅人さん目当てで鑑賞した映画。

 

原作はちらっと読んだことがあり。

予告で流れるラブい堺&宮﨑コンビに 、

「NHKでドラマ化されたときのような、深刻な雰囲気の作品ではないかな?」

と思っていた。

 

 



館内はなかなかの入り。

年齢層は幅広く、男女比は半々。

 

マンガのキャラクターたちがアニメになって飛び出してくるとか、

取ってつけたような、

「ツレがうつになりまして・・・、仕事を下さい!!」

というセリフには 違和感を感じたけれど、

 

ゆるい鉛筆描きの原作の絵がちょこちょこ登場することや、

堺雅人さんと宮崎あおいちゃんのほわほわでいちゃいちゃな夫婦ぶりは、

うつ病という病気について、

わかりやすく伝えようとするがためへの工夫だったのだと思った。

 

病気を患った経験がなくても、

社会人ならきっと誰でも共感できる、不調や不安。

 

うつ病になるとこういう症状が出て、

病院に行ってみると、こういう治療をして、どう変化していくか。

 

どういう言動が傷を深めてしまうのか、

どういう言動で前に進める勇気が出てくるのか、

わかりやすく伝えてくれる。

 

宮﨑あおいちゃん、可愛かった~!

夫役の堺雅人さんに飛びついてチュ♡チュ♡、

夫の布団に滑り込んで、夜の仲良し♡を誘うキュートな表情。

 

あおいちゃんと言えば「NANA」のイメージだったので、

 

 

大人になったなあ・・・。

そういえばもう人妻なんだよね。

 

堺雅人ファン的目線で。

役作りのためいつもより痩せている堺さん。

個人的には「穏やかでニコニコな堺雅人」より、

「キリッとしてる堺雅人」や「狡猾さも覗かせる堺雅人」が好きなので、

今回のキャラクターはあまり好みではないけれど、

お風呂場で泣いてるところや、公園で空を見上げる表情には、

やはりときめく。

 

映画を見終わって思うこと。

豊かな国に住んでいるため、

物質的な充足や、社会的な自分の立ち位置で、

幸せの基準を測ってしまうときもある。


人生は思い通りにならないこともたくさんあるし、

人間は弱いから、辛くて、やりきれない日もある。

 

自分が好きだと思えるものがあって、

自分が大切にしたいと思える人が周囲に存在している。

「幸せ」であることは、難しいことではなかった。

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