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美しいものに癒されるから、大切な時間は記録に残す。

ジャニーズ事務所を中心に、美しい人たちを愛でて現場や映画やTVの感想を綴っています。

映画 「きいろいゾウ」

映画レビュー「きいろいゾウ」

こちらの記事は、鑑賞当時他ブログにUPしたもののお引越し記事です。

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監督 廣木隆一

原作 西加奈子

出演 宮﨑あおい 向井理 柄本明 ほか

 

繊細で動物や植物の声が聞こえる「ツマ」と、

背中に鳥のタトゥーを入れた売れない小説家の「ムコ」の田舎暮らし。

 

 

好みが分かれる映画だな、と思った。

原作の持つふわふわゆるゆるした空気に、

邦画特有のゆったりテンポ。

私はこの世界観、好きです。

 

でも、見ていてしんどくなってしまったのが、

ツマ(宮﨑あおい)のキャラクター。

 

原作の時点でも

「めんどくさい人だなー」と思っていた。

映像化して、たくさんのお客さんを飽きさせないためには

キャラが立ってた方がいいのだろう。

 

 「めんどうくさい具合」が3割増になっており、

海へ行く途中に機嫌が悪くなるのも、

蜂に刺されたら大泣きしてしまうのも知ってたけど、見ていて正直疲れる。

後半の暴力的なシーンは苦しくなって目を逸らした。

 

ツマがめんどくさい以外は、

豪華キャストに美しい田舎の映像、

丁寧に作られた食卓場面、

と、見ていてとても楽しい。

 

「ああ、田舎でのんびり暮らすっていいよね。」

と、田舎暮らしの窮屈さを知っているにもかかわらず、

そんな感想が出てくる。

 

夜になるとお話しができるソテツの木。

素敵な声に

「聞き覚えがある!」って思ったら大杉漣さん。

 その他、野良ワンコのカンユさんが安藤サクラさんだったり、

細かくどこまでも豪華。

 

時折挿入される夫婦の夜の場面。

 原作の方は、

「食事をすることも、泣くことも笑うことも、

男女が抱き合うことも、

全部ひっくるめて『生きる』ですよね。」

と、思わせてくれるので抵抗なく読んでいたのだけど、

 

この場面、原作未読だとたぶんギョッとします。

主演二人が、

セクシーな場面を売りにしないタイプの役者さんだから余計に。

 

ところで私は、

「ハチミツとクローバー」という漫画が大好きなのです。

 

 

 この漫画において、

どの男性キャラに萌えるかというのは、人によって違い、

語り合える方とは大いに語り合いたいところですが、

私は「真山」が好き。

(普段全然Mっ気ないけど、「もう俺のこと見るのやめろよ」とか言われてるのに真山にガッツリ片思い続けて、酔っておんぶしてもらって「真山・・すき」って背中で泣くこの場面は「なにそれ山田さんうらやましい私もやりたい」ってマジで思った(病気))

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そしてこの作品がドラマ化されたときの

真山役が向井さんでですね。

ハマリ役だったと思います。

 

この映画の「ムコ」の、

「独身時代、病的な人妻に入れ揚げていた」

という設定と、

回想シーンでの向井さんのダッフルコート姿は、

非常に「真山」を彷彿とさせ、

個人的には胸の奥がぎゅうぎゅうと苦しくなりましたよ。(喜)

 

原作の、

東京から来た登校拒否の小学生(濱田龍臣)が綴るラブレターのシーンと、

ご近所のアラチさん(柄本明)の戦争中のエピソードが、

どちらも胸をギュッとさせてくれて好きなのですが、

前者は、原作よりも「子供扱い」をしてサラリと流し、

後者は完全カットとなり、せつなくなりました・・・。

 

それにしても濱田龍臣くんはどんどん素敵な男性に成長していくなあ。

将来が楽しみな俳優さん(もはや子役ではないね)だね。

 

美しい映像を楽しむことのできる映画でした。

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