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堺雅人ファンが綴る映画レビュー「DESTINY 鎌倉ものがたり」

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」見てきました。

 

結論から先に。

とりあえず堺雅人ファンは劇場で見よう。

 

(主な理由4つ)

☆ミステリー作家設定で終始書生姿

☆殺陣がある

☆惜しげもなく披露される顔芸

☆突然大人の男スイッチ入れてきて甘い夫の顔見せる

 

(あらすじ)

原稿取りのアルバイトをきっかけに出会った、

年の離れたミステリー作家の一色(堺雅人)と結婚し、

鎌倉に嫁いできた亜紀子(高畑充希)。

 

鎌倉は

「東京と違って時間の流れがゆっくりで、

生きた人も亡くなった人も、妖怪も、みんな共存している」

不思議な街であった。

 

戸惑いながらも少しずつ街に馴染んでいく亜紀子であったが、

ある日突然の事故により命を落としてしまう。

 

嘆き悲しむ一色。

死神(安藤サクラさん、とても魅力的!)によると、

亜紀子の死は予定外の出来事で本来の寿命はまだ残っているらしい。

それを聞いた一色は、亜紀子を取り戻す旅に出る・・・。

 

世界観としては、

「ALWAYS 三丁目の夕日」×「千と千尋の神隠し」。

 

正直、妻が亡くなるまでの話がちょっと長いと思った。

 

夫が黄泉の国に出かけてからはテンポもよくなって、

そして何より映像が美しくて、

とても楽しめるのだけどそこまでが長い。

 

あと原作はどういう感じなのかわからないけど、

妻が高い声で元気いっぱいなキャラクターなので、

 

個人的にはもうちょっと落ち着いた感じの、

年若くても「ALWAYS 三丁目の夕日」の堀北さんみたいな

柔らかいヒロインで描かれた方が世界観に馴染むような気がしました。

高畑さんはそういう演技も上手にできる方だと思う。

 

でも全体的には優しくて笑えてじーんとして

見応えのある映画だった。

 

以下ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

目に見えぬとされるものと共存している街・鎌倉。

お手伝いさんは推定130歳だし、

ご近所のおばあちゃんは昨年亡くなっている。

近所の市場で妖怪の店番から買ったキノコを食べたら、

夫婦揃って一瞬死んだ。

 

夫の家は代々民族学者で、

家の中には不思議な民芸品がいっぱい!

 

掃除中に、

鬼から姫を守る勇敢な武士の掛け軸を見つけ、

「夫みたいだなあ♡」と思う妻。

 

夫は鉄道ヲタク。

妻的には見分けのつかない大量の鉄道模型を持っている。

夫的には違いがわかって詳細に把握しているようだ。

 

夫には秘密がある。

夫の母は民族学者の父の留守中に、

作家の男と不義の関係にあったようだった。

そして作家の道を選んだ自分は不義の子ではないかと・・・。

 

「家庭」というものにトラウマを持つ夫。

そんな人がなぜ自分のことは気に入り、結婚することにしたのだろう・・・。

 

夫は地元警察の心霊捜査課(!!)の捜査にも協力している。

警察官の中で比較的まともそうだと思ってた要潤さんの正体お楽しみに(笑)

 

丑三つ時になると江ノ電の駅から黄泉の国行きの電車が出ている。

日中生きている人が乗っているのと同じ電車。

 

もしかしたら自分の地元で亡くなった人も、

あんなふうにローカル電車で黄泉の国に旅立っていくのかな、

なんて思ったり。

 

車窓から見える美しい風景。

駅で待つ先に行っていた家族の出迎え。

美しくて、懐かしくて。

 

「死」は怖いことじゃなくて、

むしろこの世よりいるよりずっと幸せなのではないかと思えてくる。

 

でもその電車に乗ることができるのは「生を全うした」人だけ。

自ら命を絶った人は、そこの場所で動けなくなってしまう。

 

黄泉の国にて、

この映画の中でも一番非現実なキャラクターを魅力的に演じる古田新太さん。

 

堺さんの殺陣シーン、素敵!素敵!

 

「生きる」ことや夫婦の愛について考えさせられて、

じんわりあたたかい気持ちになる映画でした。

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