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初見でも楽しい!リピーターだと比べて楽しい!「髑髏城の七人 極 修羅天魔」

劇団☆新感線 ライブビューイング「髑髏城の七人 極 修羅天魔」

行ってきました。

 

昨年の春に「Season花」から始まって、

鳥・風・月と続いて、この「極」で終わり。 

 

髑髏城の感想、最初はもうひとつのブログに書いていたのだけど、

「Season風」と今回の「極」の感想は、よりマニア向けのこちらのブログがいいかな、

と思ってこちらに書きました。

 

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(あらすじ)

天魔王率いる関東髑髏党に襲われた少女・沙霧(清水くるみ)。

彼女を救おうとする野武士の兵庫(福士誠治)は苦戦するが、

突然銃声が響き、助けられる。

銃を撃ったのは流浪の遊女・極楽太夫(天海祐希)。

 

怪我をした沙霧のために、一同は関東一の色街・無界の里へ向かう・・・。

 

これが初めての髑髏城、という方は素直に楽しめて、

他のシリーズを見ている方には、

「あれ、この登場人物が今回いないということは、どうなるの?そうなるのかー!」

と、楽しめるとても良い作品でした。

 

今までのシリーズと比較しながら書いているので、

内容について詳しくネタバレしています。ご注意ください。

 

 

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今回の「極 修羅天魔」は、

これまでのシリーズでずっと主人公だった捨之介がいません。

 

そして重要なキャラクターであり、

男性でありながら、私はヒロインだと思っている無界屋蘭兵衛もいない。

 

今回事前の予備知識なしで見に行ったので、

入場時に渡されたリーフレットでキャストを確認して、

「え、捨之介いないの?ええ!蘭兵衛もいない!どうなるの~!?」

と、衝撃を受ける。

 

でもシリーズのトリとなる作品だし、

なんせ主演は天海祐希だし、安心して身を委ねようと開演を待つ。

 

開演。

 

それまでの登場人物たちにすっかり馴染んでいたため、

どう展開していくか想像できず、公演中は衝撃の連続。(でもいい意味で)

 

まずは冒頭のシーン、

「捨之介がいないのなら誰が助けに来るのよ。まさか兵庫がめっちゃ強いオチ?」

と、思っていたら、

極楽太夫が助けに来てくれる!

しかも流浪の遊女。

 

ええー!極楽太夫は無界の里に住んでないんですか!(衝撃その1)

 

「・・・?ということは、無界の里は太夫不在の色里ってこと?」

と、思っていると、「夢三郎」なる看板遊女がいる。

 

「あれ??この遊女、竜星涼くんだよね?そういえば鑑賞済のお友達から、

『竜星涼くんよかったよ~』とは聞いていたけど、今回は女役なのかー!!」

と、衝撃を受けていたら、(衝撃その2)

 

兵庫から、

「義兄弟の契りを交わした、若衆女形の夢三郎~!」

と、さらーっと説明があり、

「そういうことかー!」とさらなる衝撃。(衝撃その3)

 

なんだかんだで極楽太夫も無界の里で働くこととなり、

浪人・狸穴二郎衛門(山本亨)がやって来る。

 

「この浪人、実はね・・・」

と思っていると、即、実は徳川家康だとネタバレ。

「え!もう家康だってオープンにしちゃうの!」(衝撃その4)

 

そして、極楽太夫は銃の名手のため家康に雇われ、天魔王(古田新太)の命を狙う。

天魔王が信長の影武者であることもここでもう判明。(衝撃その5)

そして、極楽太夫にも天魔王の命を狙う理由があり・・・。(衝撃その6)

 

ここまでのまとめ、

今回の極楽太夫は、今までの極楽太夫であり蘭兵衛であり捨之介。

夢三郎も、今までの極楽太夫であり蘭兵衛。

 

ほほ~~、おもしろいなあ!

 

そして、役者さん、みなさん本当に素晴らしかった。

 

天海祐希さん、「蒼の乱」も「薔薇とサムライ」もよかったけど、

 

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今回の極楽太夫も素晴らしい。

 

スクリーン越しでも天海さんの放つエネルギーが胸に響いて、

涙が出てくる。

 

「舞台の神様が、

特別手をかけてこしらえて、地上に下ろした女神なのかもしれない」

なんてふわふわした感想を抱いてしまうくらい。

 

三宅弘城さん、梶原善さん、古田新太さん、

安定安心のエネルギッシュさ、みなさん本当にパワフル!

 

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そして、竜星涼さん、福士誠治さん。

正直、二人は新感線の舞台に出るには線が細いのでは・・・、

と思っていた。

 

福士誠治さんは「ワンピース」を見ていたので、

舞台役者としての実力はわかっていたけど、

でも今回の「ザ・筋肉」な兵庫の役はどうなのかな?と。

 

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二人ともすごい存在感だし、動きもしっかりしてるし、本当によかった。

 

福士さんはワンピースのときよりもっと演技が骨太になっていて、

今までの兵庫の中で一番好きかも。

極楽太夫の花魁道中を、

「トクン・・・」「きゅん・・・」と見ている表情もよい。

 

竜星さんの、

夢三郎のときの妖艶さ、

正体を明かした後の残忍さ、

でも蘭兵衛とは違った小者感、

それぞれうまく演じ分けていて、

いつか生でこの方の演技を見たいなあ、と思った。

 

蘭兵衛ファンならみんな大好き、

①「ポニーテールで髑髏党装備♡無界の里を襲撃」と、

②「夢見酒♡天魔王」のシーン。

 

夢三郎の①は、今までのシリーズと同じくそれはそれは美しく、

②のシーンはありません。(残念)

 

「夢三郎が生かされている」ということが、

ずっと天魔王から夢見酒を飲まされ続けているようなものなのかな、

と思った。

 

そして、捨之介がいないということは、

あのキメのせりふがないのでは?と思っていたら・・・!

 

あー!そう来たか!(喜び)

 

すっかり今までのお話に慣れていた観客には、

ずっといい意味での衝撃の連続ですごく楽しかった。

 

Season花から全部見返したくなってしまう。

 

季節の変わり目を慌ただしく過ごしていたため、

少し元気がなかったところに、一気にエネルギーを補充してもらえた。

すごい満足感。

 

次の「メタルマクベス」シリーズも楽しみ。 

 

↓↓こちらは2013年の小栗旬さんバージョンの髑髏城

 

 

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